
4月28日のマルヒノトークは「地図と写真とトヨダビール」について。 日替わりマスターは、トヨダビールプロジェクト実行委員長 / 三度の飯とサウナが何より好き 増島清人さんです!
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<マルヒノトーク レポート>
本日のゲストは、トヨダビールプロジェクトに携わる、増島さん。
実行委員会は有志のメンバーで構成されていて、市役所とも連携しながら、イベントの開催などに力を注いでいらっしゃいます。

みんなでトヨダビールを飲みつつ、増島さんのお話を伺いました。
トヨダビールはもともと、明治時代に豊田の山口家によって製造された、多摩地域初のビールでした。近年の豊田駅前の開発で、山口家から発掘されたビールの瓶やラベルがきっかけで、地ビールの復刻に至りました。
現在は日本酒「多摩自慢」やクラフトビール「多摩の恵」などを製造する、石川酒造さんでつくられています。山口家と石川家とは親戚で、当時も醸造において助け合う関係だったそうです。

深い色味、味わいにはコクを感じる、トヨダビール。
あまりに歴史が古いので、醸造レシピや映像は残っていません。当時の新聞記事などをもとに、ドイツの醸造法であったこと、そして、黒っぽい色であったことがわかったそうです。そしてローストした麦芽を使用したラガービール、という結論に至りました。

今後の展望もお聞きしました。
日野市で生産されている大麦を使用したビールなどの計画があるそうです。これはたのしみ!
参加者の皆さんからの意見としては、トヨダビールグッズ、記念切手など。
自分の暮らす地域に地ビールがあるって、誇らしいですよね。トヨダビールを中心として、地域が盛り上がっていきそうです。

6/2(日)には豊田駅近くで「クラフトビールまつり」が開催されるそうです。
ぜひぜひ、豊田へ。そしてトヨダビールを飲んでみてください!